年末までに東アジア地域包括的経済連携協定は締結しない

環太平洋パートナーシップ協定と代替貿易協定を交渉している16のアジア太平洋諸国の経済閣僚は、年末までに合意が成立しないと日曜日に認めました。

代わりに、世界人口の半分である3.5億人以上の人口、世界の国内総生産(GDP)の30%をカバーする東アジア地域包括的経済連携(RCEP)協定の交渉に携わっています。経済閣僚は、16カ国の指導者がマニラで集まる11月までに 大きく前進することを目標にしています。これら16カ国は、中国、日本、インド、韓国、オーストラリア、ニュージーランドのほか、アセアン加盟国の10カ国を含みます。

RCEPはTPPの主要な代替案と見られており、、昨年12ヵ国が合意しましたが、ドナルド・トランプ大統領によって米国が撤退したことは大打撃でした。

フィリピン貿易副次官のセフェリーノ・ロドルフォ氏は、RCEPは「TPPの現在の状況を考えれば、唯一の望みである」と述べました。第49回アセアン経済大臣の会合及び関連会合の一環として、16カ国の経済閣僚がマニラに集まりました。また、それは2013年に交渉が開始された第5回RCEP閣僚会議でもありました。

ロドルフォ氏によると、RCEP加盟国は、関税引き下げや関税撤廃対象の違いにより、今年中に交渉を終わらせる目標を断念しました。代わりに、アセアンの首脳が11月に集まる際に、「実質的な結論」または「著しい躍進」を達成することを目指しています。

「来月、韓国で開催される第20回RCEP貿易交渉委員会での交渉と11月の首脳会談で、全ての国は未解決問題を解決するために努力するでしょう。」とロドルフォ氏は述べました。

「成長が世界中で全体的に減速し、保主的な考え方が増えてきた今に、RCEPがより自由な貿易を追求できるという例を作ることが重要です。」と、今年のアセアンの活動を統括しているフィリピン政府を代表して彼は述べました。

アセアンの10ヵ国は、ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムです。

タイでの女性差別

タイの元首相であるインラック・シナワトラ氏がこの国を離れ、帰国する可能性は低いという事実は、国際的に話題になっています。しかし、タイの政治に関するより暗い真実を反映する女性差別の激流の中で、彼女の決断に価値があるという言葉はほとんどありませんでした。

それは恥ずかしいことです。

彼女の政治的キャリアを通して彼女に対する性差別を認めない事実は、タイの政治と社会の現状を伝えています。2014年から、インラック氏は、国に何百万もの費用がかかると言われるコメ担保融資制度に対しての刑事責任を負いました。彼女は支持者のために最後まで戦いましたが、判決を覆すことは出来ませんでした。ニューヨークタイムズで8月27日に書かれたリチャード・パドックの記事によれば、彼女の逃げる決断は犠牲の大きいものでした。彼女は90万ドルの保釈金が課せられただけでなく、政治的な動きを混乱させました。

タイの民主的な新たな動きを望んでいた人たちにとって、インラック氏が去ることは失望でした。しかし、タイ初の女性首相の失敗すべてを非難することは、現在のタイに関する厳しい事実を無視しています。第一に、プラユット・チャンオチャ首相が率いた2014年のクーデター以来、タイがどのように変わったのかを認識することはできません。しかし、もっと困ったことに、インラック氏を退職させた悪質な女性差別を見逃しています。

彼女の政治的キャリアが始まって以来、インラック氏は彼女の兄弟であるタクシン・チナワット氏の影に隠れていました。

これは理解できます。

彼女が首相の地位についたことは、タイを深く分裂させた10年の長い政治危機の中での1つのエピソードとして取り上げられました。彼女が2011年半ばに政界に登場したとき、彼女の兄弟の党であるタイ貢献党のリーダーは驚きました。彼女の兄弟の姓を共有することは、彼女が独立した政治家として識別されることを邪魔しました。しかし、タクシン連合政党を率いた他の人物とは違って、インラック氏はいつも彼女の兄弟に忠実な姿勢だと描画されていました。

彼女の経験不足と政治の無知は、彼女の弟の夢を台無しにしたので、それが彼女の質だと言われました。

これは、2011年の選挙キャンペーンのための「タクシン氏が考え、タイ貢献党が実行する」というフレーズと彼女の笑顔が載ったポスターによって裏付けられています。しかし、オフィスでは、インラック氏は政治の自分のブランドを作り、彼女の前任者よりも強く個人的な追従をし、漸進的なタイの政治の顔としてタイ貢献党のイメージを強化するために一生懸命でした。その間、インラック氏は、タイの家父長主義社会の女性差別によって、取り残されていました。2013年には、彼女を拘束するために、上級政治家によって荒立てられた抗議者たちは、女性差別の悪質な政治運動に従事しました。

ジャーナリスト兼写真家のニック・ノスティッツ氏によると、その後のインラック氏に対する憎悪演説では、オックスフォードで教育を受けたアピシット・ウェーチャチーワ元首相は彼女は売春婦だと述べました。ノスティッツ氏は、「これは、性差別が、政治を盛り上げるために起こったものではなく、タイ文化の普通の汚い部分であることを示しており、トップのリーダーによって明確に操作され、促進されています。」と述べました。インラック氏がタイから出発した余波で、超現実的な性的な罵りが続きました。

まず、タイの芸術家であるタンヤ・サンチャパンタノン氏は、彼女のことを「膣」と嘲笑した。詩的な言葉遣いで、タイ語のエリートの間では、そのような言葉は珍しいことではないですが、彼はインラック氏が「女性器」とけなされた事実を裁判所に持ち込まないように耳の状態を言い訳にしました。文化庁はこの行動を非難するように求められた時、それは「意見」だと却下しました。著名な学者・著述家、チャーロン・ユートン氏は同じ詩を繰り返し、詩を芸術として擁護し、ユーモアを理解できない人はタイの文化を知らない、と非難しました。

「その女性器を使いたいなら、列に並ばなければいけません。」と仏教徒の修道士であるキッティザック・キットソン氏は述べました。女性差別、さらには性的暴力の暗示や描写さえも、タイでは往々にしてあります。タイの連続ドラマは日常生活で普通のこととしてレイプを定期的に扱っています。「良い」女性の標準化されたイメージを反復することで、女性の行動に暗黙のうちに制限が課せられます。

タイの作家であるチティポル・パニャニンパヌン氏は最近、「伝統的なタイの連続ドラマでは、強姦男性の主人公が起訴されなかっただけなく、性的行為での女性犠牲者も描かれませんでした。」と書いています。タイの公的生活において女性が重要な役割を果たすのは事実です。しかし、それでも画面上での女性の非人間化は、社会的現実を反映しています。高い地位を持つ女性は、一定の自由を得ることができるかもしれませんが、それらを取り巻く家長の階層を直感的に認識し、社会の秩序を保つために社会的慣習を受け入れなければなりません。

独立したエージェントとしての作業は大変で、屈服しない人は潜在的な危険にさらされます。 インラック氏にとって、公的生活は常に揺ら付いたものになるでしょう。タイの設立者によって軽蔑された彼女の兄弟と永遠に結びついて、インラック氏のすべての行為は逸脱した行動として解釈されました。

彼女は、彼女のイデオロギーと政治的議題に沿った政策を実行することによって、タイのエリートを潰していきました。彼女は民主的に選出された政権を打ち倒した軍事政府の政治家であるプラユット・チャンオチャ氏のような人物に対して正当な権力を発揮したことで、彼女は所定の役割に違反しました。彼女がタイの社会の中で表現したことを考えれば、敵の反応が性的要素を含んでいることは驚きではありません。彼女の男性の前任者が政治的な嘲笑を受けたとき、インラック氏は性的な違いを経験しました。

タクシン氏は農民を都市エリートの上に置くことによってタイ社会の秩序を乱しましたが、インラック氏は権力を持つ女性というだけでそうなりました。絶え間なく監視されていたにもかかわらず、インラック氏は懲役10年の刑の判決の直前に奇跡的にタイから脱出しました。

タイを去ることによって、彼女は軍事政に危害を与えませんでした。彼女の支持者を裏切ったと言っている人たちのために彼女は食料を提供し、特に2014年5月の彼女の失踪以来、女性の拘束と仏教の敬虔さのイメージを粉砕しています。

インラック氏の苦労話の原因は女性差別が全てではありません。しかし、この要素を無視することは、彼女の話だけでなく、タイの政治や社会の中での重要な点を見逃してしまうことです。

タイは現在も、そこに住む人々のアイデアに基づいた場所であり、女性差別と性的暴力の暗示かつ描写は社会情勢に関するツールです。

女性の体が男性の所有物と考えられる世界であり、男性と女性の囚人の体は日常的に暴行されています。この観点から見ると、インラック氏はその世界で投獄に屈することは最悪なものでしょう。しかし、彼女の出発は、タイの家父長的政治制度とその内部の道徳的秩序の保全に対する勝利を表しています。

彼女の話で女性差別の事実を忘れることは、タイの独裁政権に陥った責任を負っている人たちを大目に見るだけでなく、タイの社会に残っている問題のある性的な問題を無視することになります。

タイ首相が求める日本の投資家

プラユット・チャンオチャ首相は、継続的な国家の安定のために政府の政策を一貫で明白に保つことの重要性を強調しており、タイへの投資を増やすよう日本に促しました。ジェン・プラユット氏は、月曜日、日本経済産業大臣である世耕弘成が率いた日本からの投資家570人を集め、話をしました。

「帰国したら、今年タイに投資することを是非検討してください。今年は移行期で、改革を進めています。」とジェン・プラユット氏は述べました。首相は、「政府は明白さの重要性を強調し、東部経済回廊(EEC)への投資と主要なインフラプロジェクトへの投資を促進するための政策を追い求めています。」と述べました。

ジェン・プラユット氏は、政府が約600億バーツのインフラ投資計画に基づいて改良された技術を用いて、一連の新しい経済圏にEECを発展させる計画を決定したと伝えました。

EECは、チョンブリー、ラヨーン、チャチューンサオの3つの東部地域で3万ライに及ぶ特別経済圏を作るという、政府の主要な政策です。次世代自動車、スマート電子機器、観光、農業およびバイオテクノロジー、飲食、産業用ロボット、物流および航空、バイオ燃料および生化学、デジタル、医療サービスなど、10業種への投資を推進しています。

政府はEECを進めることを約束しており、法律で規定されているため、選ばれた政府が政権を握った後もプロジェクトを継続します、とジェン・プラユット氏は述べました。

来年9月から12月にかけて総選挙が行われる予定です。

5年間の経済計画と国家開発計画は、20年にわたる国家開発戦略の下で続行される予定です。

「将来の政府は、この法律および法的拘束力のある20年の国家戦略に規定されているため、このEECプロジェクトを一貫して実施することを保証します。

次の5年間の国家経済社会開発計画の対象となります。」とジェン・プラユット氏は述べました。

主要なプロジェクトには、最初の5年間で、ウタパオ国際空港の年間利用客を現在の300万人から500万人に、2032年には6000万人増やすためのものが含まれています。他には、高速鉄道プロジェクト、レムチャバン港の開発プロジェクト、マープタープット港の開発プロジェクト、サッタヒープ商業港開発プロジェクト、3つの高速道路の建設、観光と人的資源の開発プロジェクトが含まれています。

インフラ投資プロジェクトは、公民連携(PPP)の実行計画は2年から9ヶ月に短縮されるが、PPPとして共同投資する機会を提供し、、とジェン・プラユット氏述べました。

昨年、タイと日本の修好130周年を迎えました。

「今日、タイと日本の信頼関係を強化するために私ができることはすべてします。
貿易と投資の面でお互いに利益があるべきです。」とジェン・プラユット氏は述べました。

彼は日本料理を賞賛してスピーチを終えました。

世耕氏は、日本の投資家がEECを訪れることを楽しみにしていました、と述べました。

日本の産業が生産拠点を持っているタイはアセアンの拠点となっています。

日本企業は、タイで技術とイノベーションを生み出すための施設を設立している、と付け加えました。

日本とタイは協力して産業を変えなければならないと同氏は述べました。

投資委員会のヒラリーヤ・スジナイ事務総長は、日本はタイの一番の投資国であり、全体の40%を占めていると述べました。

日本は中国に次いで2番目の貿易相手国です、と述べました。

今年の上半期には、日本はタイ投資委員に多くの申請書を提出しました。

それは、総投資額の55%を占め、計120億バーツのうちの65億バーツを占めています。

ハイブリッドカーへの投資プロジェクトの申請件数は19.54億バーツに値し、特殊ポリマーのプロジェクトの申請件数は15.15億バーツ相当でした、とヒイラヤ氏は述べました。

タイ商工会議所とタイ工業連盟のカリン・サラシン会長は、月曜日、10の対象産業を支えるために、日本経団連と日本商工会議所が協力する覚書を締結しました。